自分に合う先生に出会う事の大切さ
学びは、先生によって、大きく左右されます。
先生も人に合わせて教えることは大変で、同じように説明をしても理解できる子やできない子がいます。それは、頭がいいとか悪いとかの問題ではなく伝わり方の問題だと感じています。同じものを見ても、感じることは違います。例えばバラを見たときに綺麗と思う人、棘があって痛そうと思う人、バラの育てかたを考える人もいます。どれも正解で間違いではありません。
学生のときに自分にあう先生と出会えることは、学力にも影響を与え、子どもの自信にも繋がっていきます。私にはいい先生とのめぐり逢いがいくつかあります。最初は、小学校の2年生の担任です。好き嫌いが多く、食べるのも遅く、給食が苦手だった私は、クジラのお肉は特に嫌で、食べ終わるまで帰らせてもらえませんでした。もう一人いたその子はティッシュに包んで捨てていました。が、私は泣きながら食べ終えました。先生は、捨てずに頑張って食べたことを褒めてくれました。私は嬉しくて、得意な気持ちになり、完食したことで自信がついたように思えました。
中学時代には英語の先生がいました。一年の時の先生は、もぞもぞとしゃべる話し方でさっぱりわからない授業でしたが、2年生の先生は、面白くてずっと授業中笑っていました。楽しかったから自然と記憶に残ります。笑った時間とテストの点数は比例していました。
高校の時は数学嫌いを克服してくれた先生がいました。難しいことをわかりやすい言葉で教えてくれ、言葉遊びやダジャレを用いながらの授業で、面白くて一生懸命に聞いていました。
今の私は、イメージしやすく、少しの理論も含めての説明がわかりやすいです。何かをするときには、先生を選ぶことから始めます。バレエの先生は、基礎を毎回しっかり教えてくれ、何回も同じことを注意してくれます。そして少しできるようになると、次の段階に進みます。次の段階に進んでもすぐできないことは、たくさんありますが、「やればできるようになる」と信じて教えてくれています。私は立派な経歴のある先生でなくてもいいんです。自分にあう先生を見つけることが、一番大事だと考えています。バレエの先生のようにできると信じて教えてくれたり、段階を積んで、実力より少し上のことを教えてくれたりする先生に巡り合いたいです。そうなれば、自己成長と学習意欲に繋がっていくと確信しています。
投稿者プロフィール
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人間関係の悩みから開放するサポートをするカウンセラー。名古屋で個人カウンセリングを中心に活動。
OL時代、人間関係で悩み、過呼吸になり自分が苦しくなったことで、心理の勉強をし始めたことがカウンセラーの道へ進むきっかけとなったが、カウンセリングを実際に受けることで自分が変わり楽になったことから、同様に苦しんでいる人のサポートをするカウンセラーになる。
カウンセリングが、特別なものではなく、もっと日常生活に密着し、一人一人が自分に素直に生きていくことができるようにサポートをする活動にを展開中。
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