ポジティブとネガティブでバランスをとる
いつもポジティブということを意識して前向きに楽しくしている人達の中にいると、私はとても疲れることに気づきました。反対にネガティブな気持ちだけでいるのも疲れます。私は、ポジティブという言葉が好きではないと思うようになりましたが、本来のポジティブという言葉の意味を理解していなかったので調べてみました。
調べてみると、私が思っていたポジティブの意味とは少し違いました。ポジティブの意味は「積極的なこと」「肯定的であること」と書かれています。ポジティブという言葉は、「明るく」「前向き」というイメージで意味を理解していました。だからいつもポジティブにと言われると、「明るく前向き」にどんな時もしなくてはいけないのだと考えるようになっていたようです。ポジティブを本来の意味とは違う受け取り方をしていたので、ポジティブな人が多くいる場所で、無理に前向きにふるまい、疲れてしまっていたのかも知れません。
「積極的・肯定的」という意味には、「自分を受け入れる」「今の環境を受け入れる」そして「受け入れることで行動しよう」ということにも繋がるように考えます。そのように考えるとポジティブな人が多くいる場所でも疲れなくなりそうです。
ポジティブと比較して使われる言葉にネガティブという言葉があります。ネガティブの意味も調べてみました。「電気の陰極」 「マイナス」と書かれていました。
人は、ポジティブなときもあれば、ネガティブになるときもあります。ネガティブが電池のマイナスならば、ポジティブは電池のプラスになります。プラスとマイナスでひっぱりあってバランスをとりあっているのではないでしょうか。マイナスのネガティブな気持ちになる日もあることで、プラスのポジティブな気持ちになれるのではないかと考えます。そのように考えると、今までネガティブという言葉が、悪いものであるように思っていましたが、私たちの心身のバランスをとるためには大事な感情であると思えます。
プラスで過ごす時間が多いと疲れてしまい、疲れを感じるとマイナスに向かい、少しだけ休み、またプラスのほうへ向かうということは自然なことのように思います。心身のバランスをとっていくことが大事なことだとあらためて感じます。
ポジティブとネガティブの本来の意味をしったことで、自分のペースを守っていけそうです。
投稿者プロフィール
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人間関係の悩みから開放するサポートをするカウンセラー。名古屋で個人カウンセリングを中心に活動。
OL時代、人間関係で悩み、過呼吸になり自分が苦しくなったことで、心理の勉強をし始めたことがカウンセラーの道へ進むきっかけとなったが、カウンセリングを実際に受けることで自分が変わり楽になったことから、同様に苦しんでいる人のサポートをするカウンセラーになる。
カウンセリングが、特別なものではなく、もっと日常生活に密着し、一人一人が自分に素直に生きていくことができるようにサポートをする活動にを展開中。
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