怒られるのは私だけという感覚
同じことをしていても、他の人は怒られません。私だけが怒られるのです。相手の感情が入って怒られます。「ボーとしていないで」や「もうー」のような怒られ方です。元気な時はスルー出来るけど、毎回毎回と重なってくると、じわじわと心に効いてきます。
忘れていた感覚ですが、思いだしました。この感覚は子どものころからあり、大人になるにつれ激しくなっていました。兄弟のうち私一人が母親からいつも怒られていました。
この関係をクリアにしたくて、自分で感情処理をこころみました。嫌な気持ちがある。なんで私だけという腹立たしい気持ちもある。また怒られるという怖さもある。悲しい気持ちもある。ここまではスムーズにできました。そこから嫌や恐いを感じようとすると意識が他のところへ行ってしまいます。
見たくないのかもしれません。心の奥にあり蓋をされています。蓋を開けるにはかなりの労力が必要になりそうです。無理をせずしばらくそのままにしておきました。ある日、ふとしたことがきっかけで怒りが爆発しました。怒りを感じる方法は、じっくりと感じたり新聞紙をまるめてクッションをたたいたりする方法があります。今回は、新聞紙でクッションをたたき怒りを心の中からだしました。いつもはじっくりと感じる方法ですることが多く、その方法が気に入っていました。が、今回は爆発したこともありこの方法を選びました。
それからしばらくして、悲しい気持ちが出始めました。この気持ちは、じっくりとする方法で感じることにしました。じわじわ悲しい気持ちがでました。恐い感覚はいつのまにかなくなっていました。少し悲しい気持ちは残っているような感覚もありますが、しばらく様子をみてみようと思います。まだ出てきたら感じてみるつもりです。
相手はかわりません。だからまた怒られるかもしれません。でも、嫌な感覚がなくなり私自身がすっきりしたことで、冷静に判断でき、相手の性格を考慮して、怒られるようなことを避けるようにできるかもしれません。また、気にならなくなるかもしれません。どんな変化があるかわかりませんが、少し楽しみです。
投稿者プロフィール
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人間関係の悩みから開放するサポートをするカウンセラー。名古屋で個人カウンセリングを中心に活動。
OL時代、人間関係で悩み、過呼吸になり自分が苦しくなったことで、心理の勉強をし始めたことがカウンセラーの道へ進むきっかけとなったが、カウンセリングを実際に受けることで自分が変わり楽になったことから、同様に苦しんでいる人のサポートをするカウンセラーになる。
カウンセリングが、特別なものではなく、もっと日常生活に密着し、一人一人が自分に素直に生きていくことができるようにサポートをする活動にを展開中。
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