メリカリ体験で自身の生き方を考える
今は、24時間いつでもどこでも買い物はできます。お店に行かなくても、パソコンや携帯があれば買い物は可能です。私は買い物は好きです。好きですが、買い物の仕方は年齢とともに変わってきています。最近の私は、インターネットの機能の一つである「メリカリ」での買い物が気に入っています。「メリカリ」は、素人の私たちがいらなくなった物を出品して、購入した時の値段より、はるかに安い値段で売るシステムです。中古品もありますが、タグのついた新品のものもあり、気に入ったものが見つかればお値打ちに欲しいものが手に入ります。私は、メリカリを始めてから、物を買うということに慎重になってきていることに気付きました。
私の今までの買い物は、主にデパート巡りをしながら、特にほしくなくても何となく買ったり、気に入ったものがあると、よく考えずに買い物をしたりしていました。しかし、どんなに良いものを買ったとしても、満足するまで使用することはありませんでした。よく使って数回です。数回使ったものを、メリカリにだせば、何万円のものでも数千円になることが多く、メリカリを経験したことで、物の価値を考えるようになりました。
私が、メリカリで買うものは、ほとんどがバレエ用品です。新品のバレエ用品を半額で購入することもあります。正規のお店で買ったバレエ用品の何点かは、特にほしくなくても買ったものです。正規店で何となく買ったものより、メリカリで吟味して買った物のほうが、使用頻度も多いことに気付きました。金額の問題だけではなく、買い物は、必要なものを手に入れ、手に入れたものを使用するという本来の目的を、私は忘れていたようです。買い物が楽しいのは、欲しいものが手に入り、手に入ったものを、納得するまで使い、最後に「ありがとう」という気持ちを込めて処分することなのではと、最近感じています。
「断捨離」が流行っています。使わなくなった物を処分して、ときめくものを残しながら不要なものを整理していくという整理術です。断捨離のように、今、自分にとって必要なものを選択することや、買ったものを大事にすることは、自分自身の生き方を考え直すことになるかもしれません。
投稿者プロフィール
-
人間関係の悩みから開放するサポートをするカウンセラー。名古屋で個人カウンセリングを中心に活動。
OL時代、人間関係で悩み、過呼吸になり自分が苦しくなったことで、心理の勉強をし始めたことがカウンセラーの道へ進むきっかけとなったが、カウンセリングを実際に受けることで自分が変わり楽になったことから、同様に苦しんでいる人のサポートをするカウンセラーになる。
カウンセリングが、特別なものではなく、もっと日常生活に密着し、一人一人が自分に素直に生きていくことができるようにサポートをする活動にを展開中。
最新の投稿
- たわいない話2021年6月12日自分を大切に扱う方法を考えてみた
- たわいない話2021年4月18日ピンクが、ストレスの色から癒しの色にかわるまで
- たわいない話2021年1月22日「あなたは嫌われています」という夢をみた後の変化
- 思ったこと2020年12月6日相手の感情に振り回されないために、感情と事実を区別してみる