小学校の卒業式
「あおげば尊し」を聴くと、小学校の卒業式を思い出します。当時、中学校の制服を着て参加する同級生が多い中、母は「卒業式はまだ小学生だから制服はおかしい」と言い、私は、母の手つくりワンピースで参加しました。普段はふわっとしたものや、フリルのついたものを着て通学していましたが、当日の服は春らしい花柄のちょっとお姉さんぽいデザインだったので、大人になったみたいで誇らしい気持ちでした。
式の最中、母親は泣いていました。私も「あおげば尊し」で泣きました。先生や友達と別れるのが悲しかったのか、曲の雰囲気で、涙が出たのかはわかりません。式が終わり、教室に戻ると先生が、一人ずつ手を握り言葉をくれました。先生は号泣していました。大人っぽいワンピースを着ていたせいか、落ち着いて、先生の言葉を受けとったことを覚えています。
今年は、コロナの影響で式が中止になるところや、規模を小さくしたところもあるようです。親も子も残念だったに違いありません。先日、テレビで、小学校の様子が映されていました。中学の制服や、私のように私服で参加している子がいました。中には袴姿の女の子もいて、少しだけ口紅をつけ髪の毛をまとめて、春らしい模様でとても可愛らしかったです。
また、芸人の「田村あつし」さんが、テレビを通して「自分の好きなことを、時間がかかってもいいので見つけて、自分でどうしたいかを考え、自分で決めてください」とメッセージを送っていて、その言葉に共感しました。
卒業式も時代や、その時の情勢で変わっていきますが、卒業をしていく子供たちの心に残ることは間違いないはずです。
投稿者プロフィール
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人間関係の悩みから開放するサポートをするカウンセラー。名古屋で個人カウンセリングを中心に活動。
OL時代、人間関係で悩み、過呼吸になり自分が苦しくなったことで、心理の勉強をし始めたことがカウンセラーの道へ進むきっかけとなったが、カウンセリングを実際に受けることで自分が変わり楽になったことから、同様に苦しんでいる人のサポートをするカウンセラーになる。
カウンセリングが、特別なものではなく、もっと日常生活に密着し、一人一人が自分に素直に生きていくことができるようにサポートをする活動にを展開中。
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