はじめに
人間関係に悩み過呼吸になったことがきっかけで心理の勉強を始める
私は、20代のころから、なんとなく不安な気持ちを抱えていました。また、人との関係性を築くことも上手ではありませんでした。が、特に問題もなく過ごすことができていました。しかし、30代になったころから人と接するときに、人に嫌われるのではないかという恐さと不安を感じるようになりました。そして、40代には、会社の上司との関係がうまくいかず、会社で過呼吸をおこすほど精神的に追い込まれていきました。そんな中、心理に関する勉強の新聞記事を見つけ、人と接するときの「恐さ」や「不安」をなんとかできないかと心理の勉強を始めました。
心理の勉強を始める前の私は、日常生活のなかで「生きづらさ」を感じていることがたくさんありました。特に人との関係においてうまくいかないことがたくさんありました。人間関係でうまくいかなかった私は、自分を責めたり、または相手のせいにばかりしていました。自分から何かをしようとすることもなく、いつも人まかせでした。
年齢を重ねていく上で、自分で考えて行動していかなければならないことが増えていきましたが、私は、自分で自分のことを決めることができず、人の顔色を気にしてばかりしていました。自分では気づかないうちに、相手から距離を置かれるようになったり、相手を怒らせたりしたりとうまくいかないことが多くなってきました。
40代のときの私は、「どうしていつもこうなるんだろう?」と泣きたくなるような気持ちの毎日を過ごし、疲れ切っていた時期が続いていたのです。
カウンセリングで自身の問題に気付き自分が変わることができた
心理の勉強を始めてから、自分自身の問題に気がづき、カウンセリングを受け始めました。数えきれないほどカウンセリングを受けたからこそ、今の私がいます。
私が、カウンセリングを受けて変わったことが、同じような生きづらさを感じている方の参考になればと考え、このページを立ち上げました。「こんなことでも、カウンセリングをうけたら楽になるんだ」と思っていただけたら嬉しく思います。
自分の中で、大きな問題になる前に、ちょっとした嫌な気持ちを整理することで楽になることはよくあります。
また、カウンセリングをしていて幅広く感じることは、現在抱えている問題や生きづらさは、子どもの頃の家族との関係などに原因がつながっていっていることが多いということです。
カウンセリングでは、根本的な原因を探って、問題を解決していきますので、気持ちを解放できます。程度にもよりますが、適切なカウンセリングによって、自分の見方や価値観が変わって、やがて生き方も変わっていくはずです。
カウンセリングを受けるときは、何回受けていても、勇気がいるものです。このブログを読むことで、今、なんとなく生きづらさを感じている方が、1歩踏み出してみたいと考え、楽になるきっかけの一助になれば幸いです。
心理カウンセラー 荒川 典子