頑張るのをやめた一年

令和一年もあと少しで終わります。平成から令和になっても、私自身の環境はあまり変わっていません。災害が多く、避難生活をされている方が多い中、何事もなく一年を過ごせたことはありがたいことです。
 

環境はともかく、気持ちの上では変化がありました。それは、「頑張る」をやめたことです。頑張ることや努力することは悪いことではありません。皆、自分のペースで頑張っています。私も、成果がでるのが遅いだけで、それなりに頑張っていました。

一度、「頑張るのをやめる」という内容でカウンセリングを受けました。しばらくは大丈夫だったのですが、今年、また頑張って疲れる感覚に気付き、再度カウンセリングを受けました。私の中にあった大きな問題の一つです。母親に認められたくて、一分も気をぬかずに、子どものころの私は、頑張って母親に接していました。どんなに頑張っても認めてもらえないことは、頭ではわかっていましたが、感情面では認められたいと感じていました。


頑張るのをやめたら、意外なところでも頑張っていたことに気づきました。たとえば、お酒を飲むときにも、無理して飲んでいました。ご飯を食べるときも無理して食べていました。一緒に食事をする人に、あわせていました。だから、人と食事をしたり、お酒を飲んだりしたりすることが億劫になっていきました。お酒は、自分が飲みたいペースで飲めばいいことです。食べたいものを食べても、だれにも迷惑をかけません。そう思うようになったら、人と食事をすることが楽しくなりました。


家事も、頑張っていました。朝早く出かける予定があるときでも、掃除機をかけました。掃除と洗濯は、出かける前に終わらせていました。帰ってから掃除機をかけても、何も問題はありません。夜、洗濯をしてもあくる日には乾きます。誰に言われたことでもなく、自分自身で勝手にそうしなければいけないと思いバタバタしていました。


趣味の時間も同じです。好きではじめたことでも頑張って上達をしなければいけないと考え、できなくてイライラしてました。イライラしていたから楽しめません。


頑張ることをやめたら、楽しくできることが増えてきました。上手にならなくてもいい、きちんと家事をしなくてもいい、人にあわせなくてもなんてことはない。そうと思ったらとても楽になりました。いろいろなものが、変わって見えるようにもなりました


頑張らなくていいと決めたことで、頑張りたいときに頑張ろうと思えるようになり、楽しく毎日を過ごす時間が多くなりました。そのことが、今年一番の収穫です。

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投稿者プロフィール

cocoro
cocoro心理カウンセラー/ワンワンコミュニケーションカウンセラー
人間関係の悩みから開放するサポートをするカウンセラー。名古屋で個人カウンセリングを中心に活動。
OL時代、人間関係で悩み、過呼吸になり自分が苦しくなったことで、心理の勉強をし始めたことがカウンセラーの道へ進むきっかけとなったが、カウンセリングを実際に受けることで自分が変わり楽になったことから、同様に苦しんでいる人のサポートをするカウンセラーになる。
カウンセリングが、特別なものではなく、もっと日常生活に密着し、一人一人が自分に素直に生きていくことができるようにサポートをする活動にを展開中。
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