自分を大切に扱う方法を考えてみた

 自分を大切に扱う事に、はまっています。口で言うには簡単ですが、なかなか難しいように思います。子供のころ「人にやさしくしなさい」と教えられましたが「自分にもやさしくしなさい」と言われたことはありませんでした。大切にするためには、やさしく自分のことを扱うことが大事だと考えます。

 では、どうしたら、自分にやさしくできるか、私なりに、考えて試行錯誤しました。その結果、まず、自分の気持ちに向き合うことをしました。嫌なこと、好きなこと、心地よく感じることは、何なのかを、知ることから始めました。

朝、起きたらカーテンをあけて、お天気をチェックします。窓をあけ、風をいれると気持ちがいいです。それから歯を磨きながら、コーヒーの準備をします。コーヒーを飲みながら、お腹の空き具合を確認し、朝食をどうするか考えます。空腹感できめる朝食は、食べたいものになります。それらを口にすることで、体が喜ぶような気がします。食べたくない時は、無理して食べません。朝ご飯はたべなければいけないという事から、離れます。

愛犬がいた時は、毛が抜けたので、毎日何回も掃除機をかけていました。いなくなった後も、習慣でかけていましたが、我が家の二人の生活では、そんなに汚れることはありません。掃除機も二日に一度にしました。

感情も意識するようになりました。友達からお茶を誘われたとき、人によっては何となく会いたくない気持ちがありました。その気持ちには、理由があるはずです。

いつもネガティブな内容の話をする人がいました。朝おきて、もやもやした話や、日常の生活で嫌に思ったことを話します。そして、相手にそう思うことはないかと聞きます。「ない」と答えられると、「どうしたらそうなれるのか」と聞いていました。私だったら、こうするという話をされると「あなたのようには出来ない」と返事をしていました。相談された相手は「なら、聞くな」と嫌な気持がむくむくと出てきて、腹が立ってくるのでしょう。これが、毎回続くと、アドバイスを求められても「わからない」といわれるだけで少しずつ距離をとれるようになりました。この状態は、交流分析ていう「心理ゲーム」のひとつです。いつも嫌な感覚で終わる生産性のないコミュニケーション方法です。この人は、心のことを勉強する前の私です。

無意識にしていて、相手が嫌な思いをしていることに気づくこともありませんでした。心理の勉強をしてからは、いつも嫌になる気持ちになる場に身を置くことをやめました。自分からも「心理ゲーム」に気づいたときには、やめられるようになりました。

 自分の時間が、他の人のせいで不快な気持ちになることが、もったいないです。自分自身が、大切な時間を心地よく過ごすことで、人にも優しくできるようになります。自分にやさしくすることを優先することが、大事です。

それぞれに合った方法で、人より自分にやさしくできる方法をみつけてみるのもいいかもしれません。

投稿者プロフィール

cocoro
cocoro心理カウンセラー/ワンワンコミュニケーションカウンセラー
人間関係の悩みから開放するサポートをするカウンセラー。名古屋で個人カウンセリングを中心に活動。
OL時代、人間関係で悩み、過呼吸になり自分が苦しくなったことで、心理の勉強をし始めたことがカウンセラーの道へ進むきっかけとなったが、カウンセリングを実際に受けることで自分が変わり楽になったことから、同様に苦しんでいる人のサポートをするカウンセラーになる。
カウンセリングが、特別なものではなく、もっと日常生活に密着し、一人一人が自分に素直に生きていくことができるようにサポートをする活動にを展開中。